人間と化学 〜30代はいつだって睡眠不足〜

雑記

生まれてこの方ずっと眠りに異常のなかったわたくし、35歳目前にして「なんかたまに全然寝付けへんねんけど」が始まったので、人生初の睡眠薬を処方してもらう。

自律神経かなんかのほんの些細なバグだったのか、服薬しなくてもあっさり寝付けるようになる。束の間の平和な休息。

しばらくすると「なんか朝までに3〜4回目覚めてまうねんけど」という状態になり、今度は別の睡眠薬を処方してもらう。あっさり朝まで寝られるようになる。なんなら飲むのが遅れた時は朝起きられへんくらい。で、飲み忘れてそのまま寝てしまうと、やっぱり何度か目覚めてしまう。

凄ない?

わたしは持病(パニック障害)で毎日欠かさず別の薬も飲んでいるが、これも効果テキメン。健やかに過ごせているのは完全にこの薬のおかげであり、戦争やらの外部要因でこの薬が入手できなくなったら……と思うとかなりの恐怖だ。飲まないとパニック発作が連発し、日常生活に不安がつきまとい、また、ままならなくなってしまう。

でも薬を飲んでいると全然大丈夫。

ほんま凄ない?

不眠もパニックも、数値にあらわれるでもなく、かなり曖昧な症状だ。人によって感じ方も違うし、気のせいとか気の持ちようかと言われるとそうなのかもしれない…いやでもしかし……と自信を持つこともできない。実際に気の持ちようの部分も大きい。

しかし例えば「高血圧の人が血圧を下げる薬を飲んで血圧が下がりました」とかは分かりやすい。数値が証明してくれるんでしょ、ああいうのは。多分。知らんけどな。

化学の力は凄い。

凄いけど、無くても生活を送れるようにしたい。凄いねんで、きみのこと認めてるけど、依存しちゃってるから。無くてはならない存在になっちゃってるから。お守り感覚で常備しちゃってるから。なんかほら、たまには献血とか行きたいやん。飲み忘れて焦ったり、この1時間前には飲んどいて〜とか考えたり、きみに振り回されたくないねん。いい奴やねん。完璧やねんけどな。ごめんな。

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