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パニック障害にはポスティングのアルバイトが向いている〜わたしの仕事体験談〜

雑記

以前、ポスティングのアルバイトをしていた。チラシを各家庭に配布したり、その配布するためのチラシを折って100部ずつ輪ゴムでまとめて段ボールに詰めていく作業をしたりしていた。パニックが発症して無職でクサクサしていた時に「これなら出来るんじゃないか?」と思って始めた仕事だ。

ポスティングの働き方には2パターンある。1つは【みんなで車に乗って所定の住所に向かい、チームで配る】という働き方。もう1つは【自分で事務所にチラシを取りに行って(または家まで配送してもらって)、所定の場所に行き、1人で配る】という働き方。わたしの場合は後者だ。車に乗れなかったからだ。

電車や車に乗れなくても、自転車なら大丈夫。お客さんや他の職員と関わらなくてはいけないというプレッシャーも、勤務時間に縛られるのも、完全に時間自由の1人作業なら怖くない。体力自体はあるが条件次第で急にダメになるパニック持ちにとって、ポスティングは完全に自分のペースで出来る。いつでも休憩できるし、仮にもし体調不良になっても次の日とか調子良い時に配ればいい。恐れるものはなかった。これだ!と思ってすぐに電話した。

リュックとトートバッグにチラシをパンパンに詰めて、徒歩でテクテクと知っているようで知らなかった道を歩く。くまなく歩く。時には鼻歌を歌いながら、時には真顔で、パンパンに詰まったチラシを全て配り終える。毎回毎回、達成感を味わうことができる。肩がムキムキになる。たまに、チラシを入れるなと怒られる。(ポストに書いておいてくれるとわたしは絶対に入れないので。。。すみません。。。)とは言えずに謝る。そしてまた真顔で、独り言をぶつぶつ言いながら、次のポストを探す。「ピザ以外のチラシを入れないで下さい」と書いてあった時は笑ってしまった。センスが良い。そしてまた配り終える。帰りの荷物が軽い。わかりやすい達成感。非常に楽しかった。しかし、猛暑で熱中症になって辞めた。夏、厳しすぎる。冬の寒さより夏の暑さがキツかった。

チラシ折りの仕事は、折ること自体は機械がやってくれるので、わたしは100部ずつ輪ゴムして箱に詰め、機械にチラシを補充し、エラーを弾き、運ぶ。それを数時間繰り返すだけだった。最初はコンベアに流れてくるチラシと格闘することもあったが、すぐに慣れてしまった。これも鼻歌を歌いながら、そして、真顔になりつつ、黙々と1人作業だ。楽しくて仕方ない。わたしは延々と同じ作業を繰り返すことができる。それも引越しで辞めてしまった。

その頃にはもうある程度パニックの発作とうまく付き合えるようになったというか酷くなる前に抑えることも出来るようになっていたし、今の職場も掛け持ちしていたし、すっかり社会復帰できていた。

ポスティングの仕事はわたしに勇気と自信をくれた。

社会の歯車……とまでは言わないが、体力はあるのに無職という状態は精神衛生上非常〜〜〜〜に良くない。自己肯定感がグングン下がり、自分のことを「うん▲こ製造機」とまで思うようになり、あらゆる事に自信がなくなった。役に立たない自分は離婚した方がいいんじゃないか、これから先に良くなるビジョンが見えなくてずっと人さまに迷惑をかけて過ごすんじゃないかと思っていた。

そもそも仕事以外にも出来ることが減って、趣味も何もかも出来なくなって、迷惑がかかるから人にも会わなくなって、スーパーのレジにも並べなくなって、そりゃ参っちゃうよな〜。

でも探せば出来る事はあった。それがたまたまポスティングだった。

ちなみに他にはクラウドソーシングでデータ入力とかライティングとかチマチマやってみたが、あまりの低単価に続けられなかった。あれで食ってる人すごいな〜

同じように自信をなくしている人がいたらポスティングを一度やってみると良いかもしれない。何かを始める事自体も自信に繋がるよね。

話は変わるが、そのポスティングの会社では普段全く使わない銀行口座を給与受取口座にしていて、ネットバンキングも法人以外作れなくてATM行くのも色々面倒だな〜と思って口座ごとめちゃくちゃ放置していた。生活は他のメインバンクで回せていたので、ポスティングのお給料が毎月入っても引き落とさない。放置。そのまま放置。ほったらかしながら、仕事を辞めた後もなんとなく面倒でそのまま放置していた。

そろそろなんとかせなな、と思って今日全額引き出してメインバンクに移した。これがびっくり。思ったより入っていた。毎月の給与明細は見ていたが、銀行残高は全く見てなかったからほんと、これはなんという臨時収入だ。(臨時収入ではない。)

いや〜なんか過去の自分からのプレゼントを受け取った感覚。(プレゼントではない。)

頑張ってたんだなあ。

先日10万円のカメラレンズ買ったけど、こんなんもう、チャラやん。(チャラではない。)

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