クローブを人生で初めて買って、初めて使った。
カレー。
スパイスには疎い。というかスパイススパイスした、「当店は水を一滴も使っておりません」「◯◯種類のスパイスを〜」みたいなのより断然バーモントの方が好きなので、これまでロクに視界に入れずに素通りしてきた。
でも初めて買った。
先日おすそ分けで貰ったカレーが非常に美味しくて、牛肉がたくさん入っていてオイリーで、かなりドロドロに煮込まれていて、いろんな味がして、カロリーがギルティで最高だった。
そのカレーの具材の中になんか枝みたいなのが入ってるのを見つけて、ググるとそれは「クローブ」であり、ほんならこれ入れたらいつものカレーもワンランクUPするんちゃうかと。他にも色々入ってると思うけど視認できたのはクローブだけだったので、とりあえずこれだけお試し。
我が家のいつものカレーは手抜きだ。鶏か合挽のひき肉、大豆の水煮、玉ねぎ、さつまいもかカボチャ、あとはシメジとかえのきとか、色々と適当にブチ込み、アクをとり、味付けも基本はルーだけで、気が向いたらコンソメ入れる時もある程度。
貧乏だった時からの習慣で、ひき肉を使う。こうすれば最後のひとくちまでお肉が入っている。ルーは売り場最安値のものを使う。企業努力のカタマリなので、どれも美味しい。
ただ、今回は違う。にんにくを刻み、チューブ生姜と一緒に米油に香りをつけ、野菜と牛肉のこま切れを炒め、水を加え、アクをとり、アクをとり、アクをとり、ブイヨンとクローブを加え、アクをとり、ちょっと値段の高いルーを加えてさらに煮込む。
ひと手間が加わっている。
いつもより丁寧にアクをとってしまった。カレーに限らず、アクとりというものは非常に精神が落ち着く。わかりやすくスッキリする。やらない時は「これも旨味や!」と開き直るが、アクは取り出したら止まらない。みかんの筋を取るのと同じくらい止まらない。
さて、この「いつもよりワンランクUPしたであろう我が家のカレーVol,2」の味はというと。
ちょっと苦い。クローブが強い。木が生い茂っている寺、みたいな香りがする。大きいフライパンになみなみのカレーに対して、3本?3粒?入れた。思ったより主張が激しい。次は2本で作ってみよう。
いつまでも学びがあるなあ
明日はこのカレーに、水を足したりあれやこれやを足したりしてちょっとゴニョゴニョして、寺からちょっと離れられたらなと。


