減薬フェーズに入ったと言ったな?あれは幻だ。〜パニック障害は終わらない〜

健康

どうも、パニック系ライターのイトウです。え〜ん

突如パニック発作に襲われてから参って引きこもったり、色々チャレンジしてみたり、なんやかんやしている様子は以下の記事をどうぞ(丸投げ)

ほかにはGarminのブレスワークで発作の初期症状をおさえたり聴覚過敏になっていたので聴こえる耳栓を使ってみたりと、なんやかんやしています。試行錯誤というか、体当たりというか、挫折とか、妥協とか、甘えとか、、、

さて。

調子が良くなって、毎日飲んでる薬を減らしてみました。

約5ヶ月間の減薬フェーズだった。1日1錠飲んでいた薬を0.5錠に減らし、今は1.5錠になっている。(増えとるやないか)

何が起こったのか?

まず、そもそも減薬したい理由だ。これは単純で、毎日薬を飲む生活をやめたかったからだ。薬を飲んでる間はお酒が飲めないし(主治医はたまに一杯程度なら問題ないって言ってくれたけど)、何よりパニック障害から早く解放されたかったのだ。薬がいらなくなる=完治、みたいな発想だった。

以前、主治医に「どうやったら薬を減らせるか?」と訊いたことがある。「何をするにも不安が起きない状態で、薬を飲んでなくても持ち歩いてなくても平気な状態」という返答があった。なるほどね。

そして幸運なことに薬はバッチリ身体に合っており、こうかばつぐん、パニック発作も全然出ないし、人混みにもライブハウスにも映画館にも美容院にも余裕で行けるようになっていたので、「これは減らせるのでは?」と主治医に相談して減らしてみたって訳だ。1錠が0.5錠になった。

するとどうだろう。

ちょっとソワソワする。パニック発作の気配が近い。大丈夫大丈夫…これはただの思考のバグだから……と自分に言い聞かせることが増えた。薬を減らしたばっかりだし、そのうち慣れるかも……と強がったままの生活を送っていた。

そのタイミングで、家の引っ越しがあった。引っ越しと言っても隣の市だし、職場は変わらないし、何てことはないと思っていたものの。

すっごく体調が悪くなった。どうやら私は環境の変化に順応するのにエネルギーが必要なタイプだったらしい。新しい部屋と新しい枕、馴染みの無い風景、徒歩通勤も電車通勤になり、もともと減薬してから強がっていた私はすっかりしぼんでしまって弱気になった。以前主治医に「何しても不安にならなくなったらOKだよ~ん(意訳)」と教えてもらっていた私は、不安ではないんですよ!これは!ちょっと、今たまたま調子悪いだけで!と、薬を減らす事自体にこだわってしまって肩肘を張るばかり。

でもだめですね。「引っ越しで環境が変わって今ちょっとしんどいですね、発作がすぐ隣にいる感覚です」と伝えると主治医は「では、元に戻してみましょう」と、0.5錠に減らした薬が1錠に戻った。これで安心、以前の生活に戻れるワと胸を撫でたものの、何故だ!全然良くならない。すっかりパニックに押されて萎縮してしまった脳が、ずっと怖い怖い言うてる。しばらく様子をみたがどうも発作の予感が居なくならないし、予兆まで現れる。

そして現在は1.5錠飲んでいる。全然アカンかったのでさらに増やしたのだ。一段階強い薬に変えることも提案されたが、それはなんとなく断ってしまった。

いまは元気にやっている(いや、これまでも基本的には元気やったんや。発作出やすかって、それにビビってただけで)

薬はさすがに効いているし、恐れるものはない。仕事もプライベートも問題ない。いや、仕事はたまに休ませてもらってるか……

とりあえず落ち着いた今の状況を慣らしていって、いつかまた1錠に戻して、ゆっくり減らしていけたらな。まったく、長い付き合いになりそうだぜ……という訳で次回につづく!!!!(泣)

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