本は紙で読んでナンボや!私もそう思っていたよ。
しかしふと我に返ると本棚には大量の本。そして溜まってゆく積ん読。これ何とかしたくない?
この記事では将来的に家から本棚を追い出す方法と、Kindle Paperwhiteを使用して感じたメリットとデメリットを紹介します。
ちなみに一畳分の本棚にかかる家賃は筆者の賃貸マンションでは月々約2700円かかっている。お寿司食べられるじゃん。
Kindle端末にはこんな良いところがある!メリット7選
・本屋さんに買いに行かなくてよい ~発売日当日に即読める~
新作でも人気作でも品切れ無く必ず買える。わざわざ本屋さんで探さなくても、布団の中から本が買える。
著者やシリーズを「フォロー」しておけば、発売される頃にお知らせのメールが届く。コレめっちゃ便利。買い忘れが無い。
・端末にどんどん保存できる ~ポケットに本棚。好きな時に好きな本を楽しめる~
8GBモデルを購入したとしましょう。
小説の容量は大体20~70MBなので100~350冊、マンガなら大体100MBなので約70冊入る。
マンガをよく読む方なら32GBモデルを購入すると、容量はおよそ4倍になるのでこちらの方が断然オススメ。
・紙の本よりちょっと安い ~浮いたお金でお寿司を食べよう~
Amazonで電子書籍を検索すると、同じ内容でも紙媒体より2割程度お安くなっている。
さらに頻繁にセールが行われているので、半額で買えちゃうこともある。デジタルだから印刷代や人件費がかからないから?やったね!
・とにかく辞書機能が便利 〜スマホや辞書片手に本を読む生活からサヨナラ〜
私が電子書籍を実際に活用していこうと決めたのは、この機能があったから。
これまで紙の本を読みながら、わからない単語や言い回しを調べる為にスマホに持ち替えてググる、というまどろっこしい事をしていたけど、Kindleは読んでいるそのままのページで調べる事ができる。
デフォルトで表示されるのは大辞泉・Wikipedia・翻訳の3機能。他の辞書も追加できるので、洋書を読む方は英和辞典や英英辞典を入れるとかしこくなりそう。
・ハイライト機能でメモやマーカーが自由自在
他にも気になった単語にはマーカーをガンガンひける。紙の本では躊躇するシーンでも、デジタル上では遠慮なくひと言メモを残すこともできる。
残したメモは一覧にしてまとめて表示できるので、見たい時にパッと開けるのが地味に便利。
そしてひいた線や書いたメモを消すのも自由自在。(あんまり消さないけど)
・集中できる 〜ついついLINEとか見ちゃうあなた向け〜
「読書専用端末」の1番の強み。本当に読書しか出来ない。(辞書機能は置いといて)
時計の表示すら消せる。着信やLINEの通知が入って来ない。
たったこれだけで、目の前の文章に対しての集中力が爆上がりする。スマホだと、ふと気付いたらYouTube見ちゃっている時あるもんね。なんなんだろう、あれ。
それと、Kindle Paperwhiteはバックライトが直接目に入ってこないので、暗い部屋でひっそり読書していても目が疲れないのも良い。
・部屋が広くなる 〜まずは増やさない事から始めよう〜
現在、部屋に置いてある本をわざわざ手放す事はない。何度も読み返すお気に入りもあるし、積ん読もたくさんあるでしょう。
しかしこれから買う本を電子書籍にすることで、とりあえず部屋がこれ以上圧迫される事は無くなる。
私はそのあとに「何を残すか」のオーディションを行い、厳選されたお気に入りだけ手元に残した結果
大量のマンガ・雑誌・小説、およそ半分になった。すっきり!
ちなみにこの世で一番好きなマンガはツルモク独身寮。超お気に入り。TOKIO松岡氏もツルモク好きってなんかで見て、彼に対して一方的に親近感を抱いている。
ここがなんとかなったらもっと最高。Kindle端末のデメリット7選
・画面がモノクロ ~これを良しとするかはあなたの使い方次第~
当初はここでかなり悩んだ。せっかくの電子書籍、フルカラーで楽しみたい。
なので、Fire等のタブレットにKindleのアプリを入れるのもアリか?とも考えるもやはり読書専用端末の魅力は捨てがたい。
そして質感が「ほぼ紙」の電子ペーパーも試してみたい。「E ink」っていうらしい。いーね!
色々調べてみた結果、私が特に集中して読みたいのは活字、そう思うと別にモノクロでも十分、という結論を出しKindle Paperwhiteを購入。フルカラーでマンガ読みたい時はスマホでいいや。
そのうちKindleもカラーにも対応するでしょう!という期待。
すでにカラー電子ペーパー搭載Androidタブレットも出ているので、それにKindleアプリを入れればカラーで読めるんだけどね。こういうの。
しかしタブレットとなると他の誘惑が多くなるので、読書に集中できなくなりそうだなと(意志が弱い)
やはり「読書専用端末」というのは肝心かなめなのである。
早く対応してくれKindle~~~~!!!!!!
でも、まあ、携帯電話だって最初はモノクロだったし。みんな使ってたでしょ?J-PHONE。まめぞう。光るアンテナ。いつかきっと今のKindle Paperwhiteも【懐かしのモノクロ版Kindle~平成のロマン~】みたいな感じになるでしょう。
・操作性がイマイチ ~ヒト科の順応性が試される~
動きがこう……モッサリしている。ワンテンポ遅れているような。
活字のページ送りは気にならないけど、マンガ等のデータ容量の大きいものはページ送りで一瞬だけ白黒反転する時があって、最初は戸惑ったり。慣れたけど。
マーカー入れるのも単語調べるもの上手く反応しなくて何回も失敗するときもある。ああっ、そこは隣の行だってば!
これも今後良くなっていくことを期待。超期待。マジで
・本のジャケ買いがしにくい ~やっぱりこれが町の本屋さんの強み~
ぷらっと本屋さんを歩いている時に目についた本、なんか買っちゃわない?
目を引く装丁やタイトル、手の込んだPOP、なんとなく面白そうだから特に中身も見ないままレジに持っていっちゃったり。(そしてそのまま積まれてしまい存在を忘れ去ったり)
これはKindleだけじゃなく全ての電子書籍に当てはまるけど、こういった出会いがしにくいです。
「検索」しないとその本まで辿り着かない。一応Amazonさんが「ほぉら、こんなの好きなんでしょう?」って色々出してきてくれるはいえ……そしてまんまと購入するけどさぁ……
・読み終わっても売れない ~当たり前のことだが~
今までブックオフで大量に買い込んでは読み、またもブックオフで10円で叩き売るような「中古市場」で息をしていた私。びっくり。そりゃそうなんだけど。
電子書籍には「中古」という概念が無い。
全部新品。ほんとそりゃそうなんだけど。
でもまあわざわざ読み終わった本を手放さなくても手元に大量に保存しておけるので、端末がパンパンになるまではどんどん溜めていこうかなと。
・本棚の整理がしにくい 〜言い換えれば自由自在〜
買った本が結構増えてきた時にお目当ての本を探し出すのがこれまた大変。
こんな感じでジャンルも小説もマンガも既読も未読も全部まぜこぜで、読みたい本を探すのがけっこう面倒。。
いまは「コレクション」という機能を使ってみて、自分でカテゴリーごとに分類している。
そう、図書館で見るような「日本十進分類法」をベースに仕分けしているのだ。
もうちょっと本が溜まってきたら色々カスタマイズしてみようかなと。それはそうと総記って何なの?
こうやって分類してみて初めて知ったけどおそらく私は「自然科学」「技術系」「産業系」「言語」このあたりは読まなさそうなのでザックリまとめてしまっても良い気もする。うん、読まないな。
最終的には「ビジネス」「自己啓発」「小説・文学」「SF」「コミック単行本」「コミック長編はそれぞれのタイトルで」みたいな分類に落ち着く予感。
・滑る
これは文字通り、本体が滑る。
カバーをつけずにそのまま使用しているのもあるのか、スベスベなんです。
一応、シリコンで滑り止めっぽい加工がされてるけど、仰向けで使用している時に何回も落として顔面直撃している。
さらに、唯一の物理ボタンが「本体底」についているので、落としそうな時にふと触ってしまって画面暗転……地味にイラッとする。カバー付ければ良いんだろうけど。
・結局積ん読は溜まる ~こればっかりは逃れられない~
実は最大のデメリットではないだろうか?
サクッと親指ひとつで書籍を即購入できてしまう故に、読んでいない本が知らず知らずのうちに結構溜まる。
本当にこれはどうにかした方が良い。本当にサクッとで購入できてしまうので、もっと「本当に購入しますか?はいいいえ」「本当に本当に?はいいいえ」みたいな選択肢があっても良いと思うし、自制心が試される。負ける。
消化せねば……
いきなりkindle端末を購入するのは気が引ける。
わかる~!まずはkindleのアプリを使ってみよう!
ここまで見てきてもなお、(とはいえ電子書籍って使ってみないとわかんないしなあ……)と思う気持ち。わかる。
まずは無料で使えるkindleのアプリをお手持ちのスマートフォンやタブレットに入れて、実際に読書してみよう。
使用する端末によって変わるけど、少なくともKindle Paperwhiteとは違って画面はフルカラーで、動作もサクサクなはず。
それでも「通知に邪魔されずに読書したい」「寝る前に布団の中で読書するのが好き」「電子ペーパー試してみたい」
そんなあなたにはAmazonのセールを狙ってKindle端末をお安く購入してみるのがオススメ!
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