口内炎に年中悩まされていた私が、ついにそれを克服するまで

健康

365日の中で、300日ぐらいあったんじゃないかな。口内炎。
中学生ぐらいからよく出来るようになって、そこから大体ずっとある。

1つだけの時もあれば、3つ4つ出来て地獄みたいになる事もある。

それが最近……ない。おかしいぞ。口内炎が出来ないなんておかしい!!!!!

そういう体質だと思っていたけどそうじゃない?

出来るパターンは2つ。
・たまにうっかり噛んじゃってそれが口内炎と化す(2億%化す。絶対口内炎になる)
・起きたら出来てる。謎

1個2個ならまだ慣れているからいい。反対側でご飯を食べるスキルが身についている。
それ以上になると、さすがに人として暮らすのがキツい。
食べ物・飲み物がすべて敵になるし、出来れば人と会話したくない。

思いがけず「舌ったらず女」になってしまう。
違う!狙ってやってるんじゃない!口内炎が!口内炎がね!

さすがに出来すぎるから何か病気が潜んでいるんじゃないかと思って、これまで色んな病院を受診した。

内科に行けば「生活習慣やね」
歯科に行けば「とがってる歯削ってみました」
耳鼻咽喉科はケナログとアズノールを出して
口腔外科ではマウスピースを作った。

特に病気では無かった。

そして、マウスピースは効果抜群だった。
寝ている時にかなり奥歯を噛み締めているようで(ほら、昼間って悔しいこと多いじゃん)
歯を喰いしばる時に舌を歯に押し付けてしまって、そこに出来やすくなっていた。
寝起きの舌が歯型にギザギザなってる人は注意した方が良い。

マウスピースで物理的に防御したところ、これがバッチリだった。
これで、年間300日できていた口内炎が、年間200日ぐらいにまで大幅に減った。

口内炎と相性が悪いものでよく連想するのはレモンなんかのスッパイ柑橘類だったり、梅干しみたいな塩辛いもの。あとはカレーとかの刺激物。

実は口内炎に一番しみるのは、これらの食べ物ではない。

メロンだ。こいつが一番狂暴だ。口内炎の時は避けた方が良い。ナメてかかると泣く。
何故かはわからない。成熟したメロンは炭酸ガスでピリピリする事があるけど、それは特に関係無さそう。

炭酸ガスでピリピリといえば、いちご大福も同じようにピリピリする個体もある。
食べる時は毎回ロシアンルーレットみたいな緊張感がある。
これ友達とかにもあんま理解されないんだけど。ピリピリするよね?

和菓子屋さんもそう言ってる。

いちご大福の様に、餡や餅で包まれた苺は、炭酸ガスを放出出来ない為、苺自体に蓄積します。その為、いちご大福を食された時に、炭酸飲料と同じピリピリする味を感じられる事がありますが、人体への影響はございません。

いちご大福がしゅわしゅわするのはなぜ?:如水庵(じょすいあん)

あれ?お前だったのか!盲点だった最大の理由

マウスピースを装着していても出来るのは何故だろう。

出来るパターンを整理すると
・たまに口の中を噛む
・毎晩の喰いしばり←マウスピースで回避
・なぜか出来てる

この3つになる。この「なぜか出来てる」が何かわからない。

おそらく当てはまる理由は1つでは無い。ちょくちょく細かいのがある。
例えばポテチ大袋を食べると必ず口内炎ができる。塩分過多だし、そもそもポテチは口の中に刺さる。
熱いコーヒーなんかもうっかり口にすると舌とか上あごがザワザワ荒れて、しまいめに口内炎になる。
飴玉を口の中に入れっぱなしにすると、飴が触れてた部分がヨボヨボになるけど、それもそのまま口内炎になる。

でもこういうのは年に数えるほどしか機会が無い。
あと、疲れが溜まると口内炎も増える。これは体調のバロメーターとしては有効である。

様々な要因がある。なので口内炎とは共存するつもりで生活をしていた。

口内炎といえばケナログ軟膏が有名だが、私は口内炎パッチを愛用している。
ケナログは効果抜群だが、存在感が凄まじくて気になってしまって、しまいにはすっかり舐めとってしまう。寝る時用としてはかなり心強い。
パッチは貼ってもそこまで気にならないので、昼間はパッチを使う。多少であれば飲食もできるから、滲みずにメロンだって食べられる。病院に行かなくても買えるし。


 

さて、話は変わるが、禁煙をしている。たまに吸うけど禁煙をしている。

いいかい、これは禁煙だよ?
これで人生何度目になるかわからない、n+1度目の禁煙でやっと気付いた。

禁 煙 し て い る 時 に 全 然 口 内 炎 出 来 な い

え?そうなの?そうだったの?こんなに身近なところに原因があったの?

それを意識しながら次の禁煙(次の禁煙?)で経過観察してみると、マジで出来ない。マ~ジで。
これまでやってきた「早寝早起き」「辛いのちょっと我慢」「毎日のビタミン剤」みたいなヤワな対策より、よっぽど効果が高い。

なるほど。
私の口の中のマグマは喫煙習慣と喰いしばりの二大巨頭によって製造されていたのか。

今でもたまに出来るとはいえ、数はグンと減った。月に1個2個程度である。
およそサラリーマンの平均個数ぐらいではないだろうか?

これは多分、ゼロには出来ない。多分、口内の皮膚が弱い。
ポテチに負けるんだぜ?

なので喫煙も成分云々だけではなく、高温にも負けているのかもしれない。なるほどなるほど。

熱くならないの探すか……

とはいえ、ご飯を美味しく食べられるって幸せな事だ。
もう、お寿司の醤油とワサビに悶絶することもないし、メロンに怯える事もない。

そうだ スシロー、行こう。

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