パニック障害と、巻き込んでこその人生。

雑記

自分のことは体育会系だと思っていた。

小学生の頃からグローブ片手に走り回っていたし、バスケ、競泳、陸上で楽しく過ごしていた。

自分の運動神経の良さを誇っていたし、少年団の大会のとき自分のレイアップシュートで逆転勝利したときの歓声はいつでも思い出せる。

20代前半までは灯体を両手に担いで月400時間働いた。ヘルメットと安全帯で高所作業もした。徹夜もした。本番中に寝そうなのを堪えた。ノーギャラでも働いた。

プライベートの時間が無さすぎて、通勤をランニングにしてストレスを発散した。

20代後半からはほとんどデスクワークになり運動量は落ちたものの、どんなことも多少頑張れば出来ると思っていた。

人の頼みはなんでもノリでホイホイ受ける、そういう自分のフットワークの軽さやコンビニエンス性も自分の良さだと。

2年程前、パニック障害になった。

理由はわからない。急になった。

奴は前触れが一切無い。丁寧な暮らしをしていても無茶をしていても同条件に、「背中をトン」される。途端に血の気が引いて、心臓の鼓動が大暴れして、過呼吸を起こす。

「トン」されても気付かない振りをして気を紛らわせることで逃げるのも可能だ。冷たい水を飲む。誰かと会話をする。サイゼの間違い探しをする。何か別のことに集中する。

Twitterで得た知識だが、パニック発作が起こりそうなときはエロいことを考えることで鎮静できるらしい。エロが上回るんだとか。ただ、これ、毎回やってみようとは思うものの、その時ってエロどころじゃないんよな。もっと想像力を鍛えなければならない。

「トン」から逃げられない時、座るか横になるかして、頓服薬を飲んで深呼吸をしていると奴は静かに去っていく。

なので、絶対に発作を起こしたくないぞ!という時は最初から頓服薬を飲んでおくこともある。楽しみなライブとか、代わりがきかない仕事とか、そういう時はそういう時の1時間前くらいには飲んでおく。

では、毎朝飲んでれば大丈夫なのでは?

それはそう。でもそうすると一生そうしないといけない。ゴールはゼロにしたい。そのために、常に持ち歩きはするものの、出来るだけ最低限で暮らしたい。

「トン」はいつでも背後にいる。スルーできた成功体験を積んで、自信に変えていくしかない。

思い返せば、もともとそんなに身体も強くなかったような気もする。

小さい頃から、37.0℃程度の微熱でしおしおになってご飯も食べられなかったし。

メンタルが繊細すぎて、多感な時期は不登校をしていたり。そのメンタルのまま大人になって、夜中のジャングルジムのてっぺんで体操座りしてたり。

酔いのグラデーションが無くて、楽しい飲み会でわはははウボァーて急に吐いたり。

新婚時、家に人がいるストレスで月イチで発熱したり。

心も身体もどんどん変わっていく。

柔軟に合わせて生きていかなければならない。そのためには他人も家族も巻き込んで行くしかない。巻き込むのが人生。巻き込んでこその人生だ。巻き込んで巻き込まれるのだ。

今朝は「トン」から逃げられずに仕事を休ませてもらった。発作を起こしたあとはぐったり脱力してしまう。

でもさ、持ちつ持たれつだから。こういうのは。全然。助けるから。元気なときに。余裕で助けるから。余裕がないときは甘えさせてもらおう。えへへ

タイトルとURLをコピーしました